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# コネクション・サークル

> コネクション・サークルは、増減する要素を円周に置き、直接の原因だけを矢印で結びます。カーライルの起源、描き方、ゴールウェイの授業、測れない範囲を解説します。

<Info>
  **カテゴリ**: モデル<br />
  **タイプ**: システムモデル<br />
  **起源**: マサチューセッツ州カーライルの Julia Hendrix。Alan Ticotsky と Rob Quaden が整え、2004 年に書籍化<br />
  **別名**: Connection circle
</Info>

<Note>
  **先に答えると** — **コネクション・サークル**（Connection Circles）は、増減する少数の要素を円周に書き、矢印は直接の原因にだけ引きます。マサチューセッツ州カーライルの小学5年の教員 Julia Hendrix がこの図を考え、Alan Ticotsky と Rob Quaden が 2004 年の *The Shape of Change* にまとめました。閉じた道は、ループについての問いです。授業のあとの評点は、その授業についての自己報告です。
</Note>

## コネクション・サークルとは？

コネクション・サークルは、変化する少数の要素を円周に置き、各矢印を直接の原因からその結果へ引く図です。

> コネクション・サークルは、複雑さを理解させるための思考の道具である。

Rob Quaden と Alan Ticotsky は Debra Lyneis とともに、2004 年に Creative Learning Exchange から出た *The Shape of Change* で、この目的を書いています。Janice Molloy は後にその章を *The Systems Thinker* 向けに翻案しました。この図は、同時に動いているものをいくつか手元に置き、原因がひと回りして戻るかを見るためのものです。[システム思考](/ja/thinking/systems-thinking)がその広い習慣です。このページはその中の一つの図です。

平日の夜の台所を思い浮かべてください。流しの食器、テイクアウトの回数、仕事のあとに残る時間は、どれも増えたり減ったりします。「台所が乱れる理由」という一覧は、それらの語を一列に並べるだけです。コネクション・サークルが問うのは、もっと狭いことです。今夜、どれがどれを動かしているか。間に、まだ書いていない段階が隠れていないか。紙の上の円が、日常の手がかりです。何が増えるかを言えなければ、その語は円周に載せません。

[概念マップ](/ja/methods/concept-map)は線の上に結びの語句を置き、二つの箱とその語句を、真偽を問える一文として読みます。コネクション・サークルが使うのは矢印と符号です。矢印は影響の向きを示します。符号は、二つの要素が同じ向きに動くか、逆向きに動くかを示します。

### コネクション・サークル：3つの深さ

* **入門**: 読んでいる話の中で増減できない語は、円に載せません。「経済」は雲です。「今週の注文」は上がり得ます。
* **実務**: 名詞は五つから十個に抑えます。原因が結果を直接動かすときだけ矢印を引きます。同じ向きか逆向きかを印し、閉じた道を一つたどって話をします。
* **上級**: 閉じた道は[フィードバックループ](/ja/models/feedback-loops)の候補です。押しの大きさ、待ち時間、どのループが主導するかは次の図に属します。[因果ループ図](/ja/models/causal-loop-diagram)であり、数量が要る決定では[ストック・アンド・フロー](/ja/models/stock-and-flow)です。

## 起源

コネクション・サークルは、マサチューセッツ州カーライルの小学5年の教室から来ています。二人のカリキュラム担当が、その教室の工夫を、ほかの教員も使える授業にしました。

Julia Hendrix は、当時カーライル公立学校の小学5年の教員でした。2004 年の教材は、彼女が同じ本の第9課、コネクションズ・ゲームの円を、物語の因果を見る型として使ったときに、この円を考えたと書いています。ゲームは、円を完成させることをすでに求めていました。Hendrix はその形で、物語の中で何が何を押しているかを問いました。

Alan Ticotsky と Rob Quaden は、その後、原因とフィードバックを一種類のシステムに限らず探れるように、やり方を整えました。本の時点で、Ticotsky はカーライルの理科カリキュラム担当で、もと小学校教員でした。Quaden は8学年の代数を教え、学区の数学カリキュラム担当でした。Creative Learning Exchange の Debra Lyneis は、教員がシステム・ダイナミクスの教材をほかの教員向けに発表するのを助けました。図版は Nathan Walker が描いています。

*The Shape of Change* は 2004 年に Creative Learning Exchange から出ました。コネクション・サークルの課は Gordon Stanley Brown Fund の支援を記し、Waters Foundation の支援のもとでなされた仕事だと記しています。第二の本 *The Shape of Change: Stocks and Flows*（2007）は、同じ授業をストックとフローへ進めています。2024 年の大学の事例は、Molloy が *The Systems Thinker* 向けに翻案した版を Molloy（2018）として引いています。

規則を教える課が使うのは、Rene Ebersole の雑誌記事 *Eyes on the Fries* で、2002 年 3 月 1 日の *Current Science* に載りました。生徒は何が増えているかを探し、店の数、利益、売れたフライドポテト、食べられたフライドポテト、脂肪の摂取、健康への懸念を円周に置きます。この章は、すでに出版された話の上で描き方を示します。クラスの試験点は載っていません。ポテトの数字は雑誌の記事に属し、教材はそれを読み物として使います。

## 要点

円周の語がどれも変化でき、矢印がどれも直接の原因であるとき、この図は役に立ちます。次の四つの手順は教材の規則で、一つの集まりが一回で終われます。

<Steps>
  <Step title="増減できるものだけを載せる">
    話の変化に関わり、名詞か名詞句で、話が進むにつれて増減する要素を選びます。円周に書きます。五つから十個で止めます。決して変化しない名前や、一つのラベルに論説を詰め込んだ語には、矢印が押すものがありません。上がるか下がるかをスケッチできなければ、まだ円周の準備ができていません。
  </Step>

  <Step title="直接の矢印だけを引く">
    別の要素を増減させる要素を見つけ、原因から結果へ矢印を引きます。教材が求めるのは直接の結びつきです。「残業が増え、同じ週のミスが増える」は、知っているチームでは直接であり得ます。「残業が増え、会社が倒れる」は、まだ名前を付けていない段階を飛ばしています。一息で言えない矢印は、線をまとった推測です。
  </Step>

  <Step title="話の前に符号を付ける">
    プラスは、二つの要素が同じ向きに動くことを意味します。原因が上がれば結果も上がり、原因が下がれば結果も下がります。マイナスは、逆向きに動くことを意味します。矢印が新しいうちに符号を決めます。符号が逆だと、後の話は上下が入れ替わります。円そのものは、それでも整って見えます。
  </Step>

  <Step title="閉じた道を一つたどる">
    矢印に沿って出発点へ戻る閉じた道が、フィードバックループです。結びつきの多い要素から始め、話が戻るまで各ループをたどります。それから矢印を足すのをやめます。紙を見なくてもその話を語れれば、円の仕事は終わりです。まだ次の図が要るなら、遅延を書き込んだ因果ループ図です。
  </Step>
</Steps>

## 応用場面

いくつかが同時に変化し、原因を直線で並べた一覧が、自分の中で食い違い始めているときに、コネクション・サークルを使います。

<CardGroup cols={2}>
  <Card title="論争のある文章を読んでから立場を決める" icon="book">
    記事一つから、増減する名詞を五つから八つ挙げます。本文で擁護できる矢印だけを引きます。悪者の名前を付ける前に、閉じた道を一つたどって話します。その道が、記事にない事実を必要とするなら、その空白が発見です。
  </Card>

  <Card title="人を足す前にチームを見る" icon="users">
    滞留、待ち時間、残業、欠陥、新しい依頼を円周に置きます。今月、どの矢印が直接かを問います。残業が欠陥を上げ、欠陥が新しい依頼を生むなら、採用計画はどの矢印を変えるかをまだ言わなければなりません。円はその文を見えるようにします。
  </Card>

  <Card title="繰り返し買う家庭の対策を一度しまう" icon="house-chimney">
    朝がいつも押すなら、夕食後の画面、眠った時間、ドアを出る遅れの分を試します。その夜に本当に動く関係にだけ矢印を引きます。「ストレス」のような語は、何が上がるかを言えるまで待ちます。引き出しの使っていない小さな器具は、円周に一度も載らなかった要素へ向けて買った対策であることが多いです。
  </Card>

  <Card title="次の規則の前に公共の列を歩く" icon="hospital">
    診療所の遅れの周りに、予約済みの受診、待ち時間、無断キャンセル、再予約を置きます。無断キャンセルへの罰則を誰かが起草する前に、どの要素の矢印が最も多いかを数えます。罰則は新しい矢印です。すでに存在する円を描いてから、その新しい矢印が見えているループを助けるかを決めます。
  </Card>
</CardGroup>

## 事例

2024 年、ゴールウェイ大学の五人の研究者が、修士の教室でのこの練習について事例報告を出しました。

Dzmitry Brychkov、Peter Cornelius McKeown、Christine Domegan、Charles Spillane、Galina Brychkova は、その授業を *International Journal of Sustainability in Higher Education* 第25巻第9号、437–454 ページに書いています。論文は 2023 年 10 月 29 日に受付され、2024 年 11 月 6 日に掲載されました。彼らは二つの一年制課程の OneHealth モジュールでこの練習を使い、Molloy（2018）を引いています。課程は MSc AgriFood Sustainability and Technology と MSc Sustainable Environments です。

二つの課程には 29 人の学生がいました。著者はそのうち 15 人を分析しました。この練習の効率についての評価で、95% 信頼区間が 0.5 単位の幅に収まるように、その人数を選んでいます。練習のあと、匿名の調査は、著者が中点を 3 と記す尺度を使いました。チームをまとめて見ると、学生は練習の重要さを 4.0 ± 0.47、有用さを 4.16 ± 0.48 と評価しました。問題がより明確に見えたという評価は 3.83 ± 0.41 でした。原因をより把握できたという評価は 3.83 ± 0.47、結果をより把握できたという評価は 4.0 ± 0.44 でした。問題について共有された絵は 3.81 ± 0.47 でした。要因の関わりがより分かったという評価は 4.19 ± 0.48 でした。問題についてのコミュニケーションは 3.66 ± 0.42 でした。型にはまらない意見を持つ勇気は 3.61 ± 0.44 でした。15 人のうち 67% を超える人が、自分の描いた円に満足し、ワークショップの目的を果たしたと感じていました。30% は確信がありませんでした。

著者は続いて三つの得点を作りました。学習、ビジョン、コミュニケーションです。表は二つの課程を、平均 ± 標準誤差で比べています。学習は農業食品の課程で 4.25 ± 0.29、持続可能な環境の課程で 4.25 ± 0.43 でした。ビジョンは 4.0 ± 0.29 と 4.25 ± 0.45 でした。コミュニケーションは 3.5 ± 0.38 と 4.0 ± 0.42 でした。Mann–Whitney 検定の p は、学習 0.529、ビジョン 0.456、コミュニケーション 0.529 です。三つとも二つの課程を分けませんでした。三つの得点はどれも中点より上でした。著者の読みでは、三つのうち最も高かったのは学習です。

議論の中で、学生は立法と財務のあいだの結びつきと、「設備の近代化の不足」と「若者の安全」のあいだの負の結びつきを扱いました。何人かはマイナスを「悪い要素」として聞き、矢印の引き方をもっと説明してほしいと言う人もいました。

教訓は狭く、役に立ちます。コネクション・サークルは、集団が原因を名づけ、直線の一覧が飛ばした結びつきに気づくのを助けられます。境界は証拠の設計にあります。これらの数字は授業のあとに集めた評価です。論文に事前テストはなく、この円を使わなかった対照クラスもありません。著者は、結果を学生一般へ広げることには慎重であるよう求めています。標本は学生一般を代表しない、と書いています。遅延、サブシステム、てこの点は、因果ループ図か、より十分なグループのモデルがまだ要る、と付け加えています。4.25 は彼らの尺度上の評価です。その一時間をクラスがどう語ったかの記録です。後の研究は、その評価を対照群の隣に置けます。

## 限界と失敗パターン

円周の語が動けないとき、コネクション・サークルはぼやけます。教室の評価で、世界が変わったことを証明しようとすると、主張が前に出ます。

要素は増減できなければならず、矢印は直接でなければなりません。スローガンの円や、見えない三段階を飛ばす鎖は、誰も指させない原因の、整った絵を作ります。教材は要素を五つから十個に限っています。十一本目の矢印は簡単です。集団が話を語り直せるかが、より難しい試験です。

円は、大きさ、遅延、優勢が始まるところで終わります。受診がいくつ増えたか、採用計画が何週待つか、今四半期にどのループが動いているかは、次の図に属します。構造には因果ループ図へ移ります。決定に数量が要るなら、ストックとフローへ移ります。一つの単元で複数のシステム図を教え、単元全体の一つの伸びだけを報告する研究は、その単元についての証拠です。伸びはその単元に属します。それをこの円だけの効果として引くのは、別の問いから結果を借りることです。

よくある誤用は、ゴールウェイの評価やポテトの課を、農場、店、健康で測られた変化として扱うことです。評価が語るのは、その 15 人の学生がその回をどう描写したかです。ポテトの章は読み物の練習です。もう一つの誤用は、connection circle と聞いて、人が輪になり、発言の品を渡す集まりだと思うことです。その実践には独自の目的があります。このページは、要素と矢印の図です。

## よくある誤解

三つの取り違えは、この図を完成しすぎたものにするか、柔らかすぎたものにします。それぞれが、教材の規則か、ゴールウェイの事例の限界を一つ飛ばしています。

<AccordionGroup>
  <Accordion title="完成した因果ループ図である">
    コネクション・サークルは、要素と直接の矢印を一枚に載せ、ループを見つけられるようにする段階です。因果ループ図は、その後でループに名前を付け、遅延を書き、システムの境界を言います。Quaden と Ticotsky は円をその前の段階として示しています。学生は、ループ図をどこから始めればよいか、しばしば分からないからです。円で止まると、遅延はまだ書かれていません。
  </Accordion>

  <Accordion title="マイナスは要素が悪いという意味である">
    マイナスは、二つの要素が逆向きに動くことを言います。ゴールウェイの授業では、学生はプラスを使えました。それでも多くの人が、負の結びつきを、悪いものがシステムに入ることとして扱いました。「設備がより近代的でないことと、若者の安全がより低いこと」は、向きについての主張です。設備を悪者とする判決ではありません。符号を向きとして読み、それから主張を試します。
  </Accordion>

  <Accordion title="一番混んだ円が一番正しい">
    教材は円周を五つから十個の要素に限り、長い跳躍より直接の矢印を好みます。交差の多い一枚は、集団が語れる唯一の道を隠し得ます。図への満足は、ゴールウェイの学生のうち自分の円を好んだ割合を含めて、その回についての報告です。矢印は、資料か、その場にいた人に、まだ耐える必要があります。
  </Accordion>
</AccordionGroup>

## 関連概念

これらのページは円のそばにあります。それぞれが、円周と矢印が始めた仕事を一つ引き受けます。

<CardGroup cols={3}>
  <Card title="因果ループ図" icon="share-nodes" href="/ja/models/causal-loop-diagram">
    次の図です。ループに名前を付け、遅延を書き、選んだ境界を言います。多くの集団は、まず円で要素をページに載せます。
  </Card>

  <Card title="フィードバックループ" icon="arrows-spin" href="/ja/models/feedback-loops">
    変化が出発点へ戻る閉じた道です。円はその道を見つけるのを助けます。変化を強めるループと、押し戻すループは、そのページの主題です。
  </Card>

  <Card title="ストック・アンド・フロー" icon="water" href="/ja/models/stock-and-flow">
    蓄積する量と、それを満たすか減らす率です。円が道を示し、決定に数量が要るときに使います。
  </Card>

  <Card title="システム思考" icon="diagram-project" href="/ja/thinking/systems-thinking">
    部分が時間とともに互いに何をするかを問う習慣です。コネクション・サークルは、その習慣の中の教室の道具の一つです。
  </Card>

  <Card title="氷山モデル" icon="layer-group" href="/ja/models/iceberg-model">
    出来事、パターン、構造、その下の前提を分けるやり方です。円は変化する要素を扱います。氷山は、その要素がどの層に属するかを問います。
  </Card>

  <Card title="概念マップ" icon="sitemap" href="/ja/methods/concept-map">
    線が結びの語句を持つ知識の図で、各線は確かめられる文です。円の矢印は因果の符号であり、別の種類の主張です。
  </Card>
</CardGroup>

## 一言で言うと

<Tip>
  円周には変化する要素だけを置き、矢印は直接の原因にだけ引き、閉じた道は次の問いにします。
</Tip>


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